柔軟に考えてくれてるのね!
今回は珍しく音楽のことでも小樽市政のことでも何でもないマジの日常雑記です。
先日、娘が学校に行きたくないと言い出したので事情を聞いて学校に行って来ました。
突然娘が学校に行きたくなくなった理由というのは、高学年の女の子にありがちな痴話喧嘩みたいなもので、弱い子とかにきつく当たる女の子の言動に耐えかねたみたいな感じでした。
うちの娘は他の子が何か言われてたりすると守ってあげてるような感じだったそうなのですが、次第に自分にも矛先が向いて遠回しに悪口を言われたりするのが気になるようになり、我慢しきれなくなったと。
しかし話を聞いていると(男のわたしからすると)「そんなの気にしなきゃどうでもいくね??」みたいな感じであり、実際わたし、嫁、娘、先生で話をした結果それ自体はすぐに解決した様子。
それよりも感動したのは、ついでに聞いた勉強とか成績とか将来のお話。
わたしと嫁は、娘は勉強については全然できなくてダメなんじゃないかと思っていたのですが、実はかなり優秀だとの事でびっくり。
(娘はそういう話を全然してくれないから知らんかった)
そこでさらに「一番下の子は全然勉強できなくて〜」という話の流れで、「ゲームばっかりしていて勉強しないんですよ〜。ゲームはもの凄く上手で、なんとかぷにぷにだとかなんとかツムツムだかの全国ランキングで小学校低学年なのに5位に入ったりしたみたいなんですけどね〜。」と話を振ってみました。
わたし自身は実際のところ「ゲームが好きなら別に将来そっち方面でやってく道とか考えれば良いんじゃね?」みたいな感じで、やりたいことに集中してやれば良いんじゃないかと思っているので、あまりにも極端に成績悪すぎたりしない限り好きにやってくれという考えなんです。
一応、対世間様向けの発言として言ってみて相手がどう返してくるかというのを様子見した感じですね。
まあ多分、先生という立場なら「それはいけませんね、ゲーム禁止ですね。」とか言ってくるかなあと。
(そう言われても適当に聞き流して終わりです。)
すると先生の返答は意外にも「好きなことや得意なことを伸ばしてあげるのが大事ですし、将来的にゲームが好きならゲームを作る人になるも良し、最近だとYouTubeとかでゲームの動画を上げて稼いでいる人もいるし、道はたくさんありますよ。○○(娘の名前)もアニメ系の絵がとても上手ですし、まだまだ荒削りですけど凄く良いと思いますよ。それを職業にするのを目指しても良いし、職業にして食べていくのは大変かもしれなくても、副業としてそういうことをしたって良いですしね。っていうか○○(娘の名前)は成績全然心配ないし、弟くんもどこかのタイミングで成績良くなってくると思いますよ。」
と。。
先生というお堅い立場上、もっと否定で入ってきて「とにかく勉強しろ、ゲームなんてやらんでよし。」みたいになるのかと思っていたので、今の時代の多様性を認めている様子にわたしは驚き感動しましたよ。
(わたしの時代の先生なんてスパルタが過ぎて、前の学校で児童の家のゲーム機を壊して回ったって豪語してたくらいだったし…)
娘の担任の先生が、自分のものさしだけで何でもかんでも頭ごなしに指導するような先生じゃなくて良かったなあと心から思いました。
他にもボカロがどうだとか色々出てきて、現代のエンタメとか色んなことをちゃんと理解しているようでしたし。
他の先生方がどうなのかはわかりませんが、こういう先生がたくさんいると子どものことを安心して任せられるなあと思いましたよ。
ほんとに信頼できる先生で感動した!
ただ、平日のこんな時間から学校に普通にやってくる仕事が超暇で破産しそうでまったく稼げていない父親はどう思われただろうかというのが心配でなりませぬ。
そんな可愛い娘へのクリスマスプレゼントはこのペンタブレット。
マジで破産しそうだけどなんとか捻り出した。
(そしたら今度は壊れてるiMacを直して欲しいと言われて、お金がないのでパワーサプライを取り寄せて分解を試みる羽目に…。成功したらブログに載せます。)