待望の日本語吹替初収録!
「バタリアン」と言えば泣く子も黙るゾンビ映画の名作ですが、DVD化されてから一度も日本語吹替が収録されたことがありませんでした。
先日、ちょっと時間ができたので年末年始に録画した「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」を見ていたんです。
映画そのものは「面白いけど、レスタトはトム・クルーズが良かったなあ。」とか思いつつ見ていたんですが、劇中に流れる曲がダークでカッコ良い!
あれはいつだったろうか…函館かどこかの帰りの車中、北海道民にはおなじみのラジオ番組「Yo!Hey!サンデー」で紹介されていたこの「Re:DIAL」という映画。
ホームセンターとかの安売りDVDワゴンみたいなのに入っているのに意外と面白いとのことだった。
間違い電話がきっかけで連続殺人に巻き込まれ、犯人は徐々に主人公に近づいてくる…という内容にも興味をそそられた。
面白そうだったので、早速帰り道にホーマックを見つけて立ち寄ってみるも売っていなかったのでずーーっと忘れていました。
が、先日嫁がウイングベイ小樽で見つけて来たということで見てみました!
まず、結論から言うと誠に残念な糞映画でした…。
ここからはネタバレを大いに含みますので、知りたくない人は読まないでください。(たぶんこのネタバレを知らずに見たほうがむかついてくると思いますけど…)
前述の通り、主人公が間違い電話をしちゃってその電話を取ったのが殺人犯、殺人犯はその後犯行のたびにわざわざ主人公に電話をかけてきてその場所がどんどん主人公に近づいてくる…ってなわけなのですが、殺人犯はなぜか主人公の名前にこだわります。
どうして殺人を犯すのか?どうして間違い電話をしただけの主人公に近づいてくるのか?どうして警察が張り込んでいる主人公の家に入ってこられたのか?
登場人物の誰が犯人で、どうやって超離れたところで殺人を犯していたのか?とか色々考えながら見ていたのですが、さっぱりわかりません。
衝撃の結末は………
全部主人公の妄想
という超御粗末なオチでした…。
確かに全部が妄想というオチなら何でもありですわな…。
でも、そんな伏線どこにもなかったじゃないか。
主人公は既に死んでいたというオチで有名な某映画だって、ちゃんと言われたら納得できるようになっていたぞ。
この映画ではそんなの一切なし!
これが許されるんだったら俺でもストーリー考えられるぞ!って思ってしまうな。
「体重200kgの巨漢の女性が超大富豪で超イケメンと結婚!その華麗な生活とこの幸せを手にできた理由に迫る!」っていう感じのテレビ番組を作り、延々とその大豪邸とかリッチな暮らしぶりを紹介してきて、番組終了残り1分で、「この巨漢でこの暮らしを手に入れる事が出来た理由は…全部単なる妄想でした。」とかだったらムカつくでしょ?
それくらい酷い映画だったということです。
「フレディVSジェイソン」に出ていたモニカ・キーナ主演とかいうんだったらお色気シーンの一つや二つあっても良さそうなのにそれすらなし!
確かに激安ワゴン290円とかで買える作品ですが、内容もそれ相応。
本当に時間の無駄なので見ない事を強くオススメします!