リスナーに聴いてもらう機会を自ら放棄したバンド
このエントリーは、EX-ANSの「La Nuit」初回限定盤を買うことができなかった負け犬おじさんの遠吠え的エントリーです。(悪口)
EX-ANSが大好きな人は気分を害する可能性大なので読まないでね。
わたしは元々、新生EX-ANSのサウンドにとてもとても期待しておりました。
大好きなLEZYNAがギターというので、それはそれは期待しておりました。
ニューアルバム「La Nuit」発売決定の一報でとても喜び、発売延期になってもその分LIVE DVDが付くというのでより一層期待感を募らせていました。
ライブでの先行販売ではかなり売れたというのもメンバーのツイッターかなんかで見ました。
もともと全国流通販売が前提の作品なのだから、各店舗やネットショップに回す分が十分にあるはずと普通は考えると思うので、まさか予約しても手に入らない状態になるとは思わなんだな…。
好きな人であればこそよくわかると思うのですが、知名度や注目度で考えてもそんなにたくさんの予約が殺到する作品とは到底思えません。
にも関わらず、全然手に入らない状況というのはそもそも出荷数自体が滅茶苦茶少なかったとしか考えられず…。
ライブ先行販売で売りまくっていたのに全国流通分には全然回さないってやる気あるのか?
それどころか「GOATBEDのライブ会場でも販売してしまいますよ」ってどういうことだろう。
流通に乗せるとその分自分たちの儲けが少なくなるというのはよくわかりますが、EX-ANSのような音楽性ならバカ売れ大ヒットみたいなものではないのだから、より多くの人に聴いてもらって評価してもらってなんぼなんじゃないんですかね?
音楽を評価してもらいたいんじゃなくて、自分たちの実入り最優先っていうことですよね。
なーにが「NEW ALBUM La Nuit in store now」だよ、ほとんど店にねえじゃねえか嘘つき野郎め。
(このブログ記事をアップして約12時間後にtwitterのEX-ANSオフィシャルから「in store now」の文言が消えていました。この正直野郎め!)
メーカーインフォメーションによると、
極上の仕上がりだった「NEUENOIR」で石井とEX-ANSの相性の良さは証明済みだが、この3人による化学反応も期待していいだろう。また、リアルタイムでEX-ANSを知らない新世代の人たちにどのように受け止められるのか興味深い。
だそうですが、そもそも手に入らないので受け止められません。
大体「NEUENOIR」だってライブ会場限定でTシャツとセットの高額商品だったじゃないか。
某メンバーは「ゲットできなかった皆さんは通常盤出るまで待っててくださいね」だそうですが、そんなもん待ってまで誰が買うかよ!
って言うか発売日当日のツイートがそれっておかしくないか?
発売から日数経ってからならまだしも、発売日にそれっていうことは入手できない人が相当数いることは初めから織り込み済みってことですよね?
枚数用意できないならもっとしっかりアナウンスしろよ。
大昔の話だけどZI:KILLの「CLOSE DANCE」は予約数が多すぎて発売日に枚数用意できないからって発売延期したんだぞ。
(EX-ANSの場合はそもそも全国流通分を用意する気が無かったとしか思えないけど)
ひょっとしたら通常盤は曲を追加したり差し替えたりあったりするかもしれないけど、それでもいらんわ。
自分たちの音楽を聴いてもらいたいという姿勢がまったく見られなかったので、一気にEX-ANS熱は冷めてしまいました。
結局「あの伝説のEX-ANS」というネームバリューだけで、音楽で注目されたい評価されたいという気はないということなのかと。
儲けることは悪いことじゃないしむしろ良いと思うんだけど、肝心の音楽を聴くことができないのではなあ…。
聴くことができない音楽を評価することなんかできないのです。
付き合いきれません。
さようならEX-ANS、さようなら。
わたしは他のもっと素敵なアーティストを応援しますね。
ニューウェイブ系ならLillies and Remainsがオススメ!
禿同
コメントありがとうございます。
復活してからのEX-ANSは、音楽で評価する以前に評判を落としてしまっていて大変残念です。
本当に好きで期待していたのですが…。