若い世代皆無の若い世代は一切語れない会
本日は「小樽市議会 市民と語る会」に行ってきましたので、正直な感想を書いてみます。
(高齢の方は気分を害するであろうことを書きますので、「自分は高齢だし気分を害するわって」思う人は続きを読まないでください。苦情は一切受け付けません)
あらかじめ断っておきますが、わたしは今年(2016年)で34歳になる人間です。
10代20代の方からすれば、「あのおっさんキモい」と言われるくらいの年齢ですね。
仕事から早く帰って来られたらこの「小樽市議会 市民と語る会」に行ってみようと思っていたところ、運良くかなり早く帰って来られたので行ってみた次第です。
が、会場に入ってびっくり!
会場にいる人たちの年齢層高過ぎ!っていうかわたしが最年少って感じでした。
(正確に言うと市議にもう少し若い方がいるのでその人が最年少)
完全にわたしたち夫婦は居場所なしって感じで、質問する気も起きず黙って市議の方と質問する人の話を聞いているのみでした。
そして正直なところ、その質問の9割くらいがわたしたちの世代からすると
「へ?何言ってるの?それってそんなに大事な問題なの?何を根拠に言ってるの?」
というものばかりでした。
「隣町の余市ではおじいちゃんが網を縫っている。若者にその網の縫い方を教えるような学校を作るべきだ。」とか「○○をすれば必ず若い人が札幌からもやってくる!」とかわけのわからない、根拠のない思い込みだけで言っているのでげんなり…。
若い世代は現在の高齢世代のようにお金があるわけではないので、もっと生活に関わることが喫緊の問題なのです。
網を縫ってお金が稼げますか?生活ができますか?
できないから若い人は誰もやらないし、仕事もないから結局都市部に行ってしまうのです。
もちろん防災無線の件など知らないこともあったので、「なるほど〜」と思うこともありました。
特に「朝里のまちづくりの会」の中さんの意見「小樽市が朝里のまちづくりの会の活動を積極的に支援してくれないどころか勝手に自分らでやれという態度で接してくるのだが…」というのは、その素晴らしい活動を知っているだけにわたしも憤りを覚えたりしました。
が、高齢層のほとんどの意見は、わたしからすると本当にどうでも良い自分のことしか考えていないようなものにしか聞こえませんでした。
(意見言ってやったぞって満足している感じ)
多分、これは小樽市というか自分の生活に対する危機感の違いなのだろうなと。
高齢層の方には、あなた方の若い時と現在では社会環境が全然違うんだということを認識していただきたい。
(まあ無理だと思うけど)
そして最後に「市議会は市長と仲良くしていますか?!」みたいなことをとてつもなく感情的にぶつけていた方。
「私は貧乏でこんな身なりで〜」とか「明日にも潰れるかもしれない零細企業の経営をしていて〜」とかかなり怒って言っていましたが、わたしあなたがピカピカの黒いランクル(トヨタランドクルーザー)に乗って帰っていくところ見ましたよ…。
車がすぐ隣だったし一際目立つランクルだったので。
本当の貧乏人はランクルなんか乗らないっつーの!
Facebook等で個人的にやり取りをさせていただいている市議の方もいらっしゃるので、あまり悪いことは書きたくなかったのですが、なんだか(一応)若い世代的には絶望的な気分になる会でした。
ああいう高齢者ばかりでは、議員の方も大変に苦労しているだろうなとも思ったし、失礼ながら議長もあまりやる気が感じられませんでした。
とりあえず会を開いておけば良いかみたいな感じで。
あと若手の議員の方がパシられてるようにしか見えなかったので、それももう少しどうにかならなかったのかな。
関係あるような無いようなですが、今後の小樽の若い世代のために福島慶介さんのような人が絶対に絶対に小樽には必要ですね。
彼の元になら喜んで集いたいと思えるもんなあ。
若い世代は若い世代だけで集まったほうが良いのかな…。
複雑な思いを抱かざるを得ない「小樽市議会 市民と語る会」でした。
議員の皆様、本当にお疲れ様でした。