広報誌はわかりやすく「伝わる」ように作ったほうが…
昨日(2016年2月3日)の「小樽市議会 市民と語る会」についてネガティヴなことばかり書き過ぎたので良かったところも書いておきますね。
会そのものが良かったという話ではなく、配布された資料の中の各党、会派の広報誌を読んでみての感想です。
一番わかりやすくて良かったのが公明党の「公明党小樽市議会議員団ニュース」でした。
どんな質問をして、どんな答えが返ってきたのかがしっかりとわかって良かったです。
少し文字を詰め込み過ぎ感があるので、バランスを取って読みやすくするのと、質疑と答弁をもう少しシンプルにまとめるともっとわかりやすいと思います。
自民党「広報自由民主〜おたる版〜」は内容が無さすぎな感じ。
各議員の顔写真の印刷が潰れているのでもの凄い悪人面に見えて仕方ない。
これなら載せないほうが良いですね。
そして、こんな質問をしましたというのがもの凄いシンプルに書いてはあるのですが、それに対してどういう答弁を引き出せたかが書いていないので物足りませんでした。
逆に共産党の「おたる民報」は自分たちの主張ばかり強烈に詰め込み過ぎ。
最初から読む気が起きません。
ここはそういう政党なので仕方ないですけどね。
レイアウトは新聞を読んでいるみたいで読みやすいです。
あとは民主党、新風小樽ともにレイアウト的な問題か、読もうという気にあまりならず…。
民主党のはA4に収めるべきだと思ったし(折ってあると読みにくい)、新風小樽は両面印刷ではなく表1枚に詰め込んでいるので読みにくいのかな。
情報にメリハリがないというのもあるのかも。
若手の議員がいるところはもう少し頑張れると思うのですが。
(年配の人に押さえつけられてるとかなら知らんけど)
「若い市長を旧態依然とした市議会がいじめている!」とか「市議会は市長に意味もなく反対ばかり!」みたいに事実と異なることを言う市民が結構いるのも、議員がどういう質問をして市長がどういう答弁をしたかが知られていなかったり、実際は反対したもののほうが少ないとかの情報が市民に伝わっていないというのが大きいと思うんです。
全市民に議会の活動を知らせるのは難しいと思いますが、だからこそこういう広報誌ではわかりやすく伝わるようにしていくのが大事なのではないかとわたしは思います。
今回読んだ中では、公明党の広報誌がパッと見てどういうことが書いてあるのかわかりやすくて良かったです。
もちろん先に書いた通り改善点はありますけどね。
ちなみにわたしは特定の政党支持者ではありませんので悪しからず。
これは小樽市議会の問題じゃなく、色んなところの広報誌とかを眺めていて思うのですが、高齢層を狙っているのかなんなのか、基本的に学級通信とかみたいでダサくて読みにくいですよね…。
スタイリッシュで情報をもっと整理したものを作れると思うんだけどな。
(あれ、結局良かった点を書いた記事になってないな…)