Konozamaをくらって発売日を結構過ぎてから届いたD’ERLANGERの最新作「roneve」。
早速ヘビロテで聴いております。
良くも悪くも相変わらず淫美なKyoの世界観にやかましい(褒め言葉ですよ)Tetsuのドラム、CIPHERらしいギター、よく動くSEELAのベース全てが一体となって、これぞD’ERLANGERといった作品に仕上がっております。
導入となる1曲目「The Devil in Blood minor」に続く「SEX」なんかは聴いていてBAUHAUSっぽいなあと思いました。
(曲が似てるとかじゃなく雰囲気というかなんというか…)
どの曲もすーっと歌メロが入り込んでくるのですが、そのせいか通しで聴くと耳に残りにくいような気もします。
どれが今回のリードトラックなのかちょっとわからないかも。
でもライブで聴いたらまた違った印象になるであろうと思うので、今は何度も聴きこんでいこうと思います。
わたしは初回盤を買ったのですが、インストを含めて11曲なのにトータル約35分という短さ!
そして5分に到達する曲は一曲もないという…。
この短さのお陰でヘビロテできるというのはあるのですが、それにしても短い!
かまいたちのアルバム聴いてるのかと思ったよ。
長ければ良いというものではないけれど、ボリューム不足感は否めませんね。
(J’aime La Vieの時もそうだったけどね)
通常盤のボーナストラックが「哀」だけというのもちょっといただけないなあ。
FC入っていて限定DVDをずっと買っている人には初回盤のDVDは微妙だろうし、「D’ERLANGER REUNION 10TH ANNIVERSARY LIVE 2017-2018」を買った人にとっては「哀」がボーナストラックで入っていてもなあって感じだろうし。
と、楽曲そのものとは関係ない部分での不満は少しありつつも、楽曲自体は悪いものではありませんので、D’ERLANGERファンの皆様はアルバムを買ってライブを楽しみましょうね!
そういえば今年の「The Time Machine Never Destroyed」が発表されましたが、JUSTY-NASTYがいないのが残念です。
何があったんでしょう?
そして「roneve」の「SEX」って見るとすぐにGASTUNKの楽曲「SEX」が思い出されたのですが、今回の「TTMND」にGASTUNKが参加するのとなんか関係あるのかな。
(なんにせよ見に行けない北海道民には関係ない話ですけどね)
ボリュームを求める人には通常盤。と言いたいところですが、「哀」かあ…。