わたしたち親子の週末の情景
「the darkside of the monochrome」札幌公演に続いて、「藤田幸也と遠藤重賢」の円山夜想公演に行ってきたのでその感想をば。
まず、名前がアレな我が息子は、名前がアレにも関わらず前日の藤田幸也エレクトリック!を見る前までは幸也にそこまで深い興味は持っていませんでした。
しかし、ライブを見て幸也のカリスマ性にあっという間に魅了されてしまい「俺は絶対に幸也さんと話をするんだ!」と張り切って前日の物販に臨んだものの幸也さん現れずでがっかりと。
(わたしはわたしで吉岡さんにサイン貰って舞い上がってしまいスプリットCD買うの忘れてがっかりと…)
そんな状態で臨んだ「藤田幸也と遠藤重賢」の円山夜想公演。
円山夜想のすぐ近くにとても都合よくおなじみのタイムズ駐車場があったので、仕事を終えたわたしはそこに車を停めて嫁子供と合流。
(一般は上限1200円でタイムズ会員だと上限1000円で大助かり!)
息子は「今日は絶対に幸也さんと話をするんだ!そのためにこれを持ってきたんだ!」とJILSメンバーのサインが入った布の切れ端。
そう、これはかつて息子が赤子の頃、JILSメンバーにサインを入れてもらったベビーカーの一部。
(さすがにベビーカーは処分したんだけど、サインの部分だけはちゃんと切り取って残してあったの。)
息子気合入りまくりです。
冷たい風の中、開場時間まで並び入場。
会場は思ったよりは広いですが、それでもステージとの距離感がもの凄く近い!
構造上、メンバーが登場する際には客席のテーブルの間を歩いてくる形になるのでドキドキしながら開演を待つ。
客入りはどれくらいだったのかな。
40とか?あんまりよく見ていなかったのでよくわからない。
爽やか帽子なイケメンがステージに向かって行ったなあと思っていたら、遠藤重賢さんではないですか!
っていうかTETSUさんもいるしこれはもうENDLESSだよ。
ぶっちゃけわたしはENDLESSも「FAITH」と「SILENCE」しか持っていなかったので、ENDLESSの曲を演っていただいてもわからなかったのですが、「Monochrome Sky」良かったなあ。
あとデモシングルCDに収録の曲「プラットホーム」もとても良かったので、思わずデモシングルCD購入してしまいました。
見た目も歌声も爽やか!
遠藤重賢という名の実質ENDLESSが終わると、そんなに間を空けずに藤田幸也の登場です。
Kαinの曲はちょっとわからなかったのですが、「TRUTH」を歌った時点でやばかったのに「追憶」まで歌われた日には感涙ですよ感涙。
歌も素晴らしいし、前日に引き続きの毒と愛が入り混じったトークも最高。
うちの息子も爆笑しておりましたよ。
藤田幸也+遠藤重賢のセッションでは、「LEAVE ME」や「絆」まで飛び出してもうおじさん感激です。
しかも「絆」はアコースティック編成にも関わらずバラードアレンジじゃなくて、アップテンポで普通に演ってくれました!
おっさんホイホイな選曲で感動に次ぐ感動の中、ステージからメンバーが捌ける時に息子が「幸也さん!幸也さん!僕のこと覚えてますか!」と呼びかけおった(!)
しばし見つめ合い……覚えていなかった(笑)
終演後、幸也さんは普通に会場内を歩き回っておられて、フードメニューを注文するために歩いていた嫁と子どもは畏れ多くも普通に幸也さんと話していました(笑)
昔の話を少しして「あーそんなこともあったかもねー」みたいな感じだったようです。
わたしは席に座って余韻に浸りつつボケーっとしていたのですが、すぐ側に幸也さんがやってこられた!
わたし、憧れの人とかを前にすると全然話ができなくなってしまう人間なのですが、思い切って「光栄堂楽器のツイートしたの僕なんです」みたいな感じで話しかけてみました。
「おお!とても良い情報だったよ!ありがとう!」と嬉しい反応と握手をしていただいて感無量。
子どもの前で完全に少年に戻ってしまいました。
幸也さん、なんだかんだ言ってまた北海道に来てくれるとわたしは信じて待っていますよ!
(っていうか本当に移住してきてくださいよ!)
その後、そのまま親子で普通にカレーとドリアをいただいて帰路に着きましたが、帰りの車中で「異窓からの風景完全版〜失われた終末の情景〜」を聴きながら、「この曲はね〜」と熱く昔語りをするウザい両親になっていましたとさ。
とりとめもない感じなのでおしまい。
懐かしの名盤!