ドラマ版東京バンドワゴン最終話を見ての感想

終わるの淋しい

いよいよドラマ版東京バンドワゴンも最終話を迎えてしまいました。
わたしにとっては、最初から最後まで見逃さずに見たテレビドラマというのも久しぶりなので、「来週からこの時間はどうすれば?」という感じで淋しい限りです。
(これを見るために急いで仕事から帰って来ていた)
ネタバレにならないように気を付けて書いてきたこともあって、中身のないこの感想文もこれで最後。

尻すぼみな終わり方…

最終回ということもあり、前回からの引っ張り方でどのようになるのかと思いきや、拍子抜けするくらい尻すぼみでした。
製作している人たちの原作を愛する気持ちとかは伝わってくるんですが、それが強過ぎるせいか原作からのエピソードを詰め込み過ぎて、却って一つ一つの出来事が散漫になってしまった印象。
本当に正直「あれ?」って思いました。

最終回だからってあんなにエピソード突っ込まないで、またそのうち新シリーズやったり、特番みたいな感じで帰ってくることに期待を持たせて欲しかったですね。

あっさりとした終わり方は「サザエさん」的な、終わりのない普遍的な日常ドラマと捉えれば良いかもしれません。
でもだからこそ、一つ一つのエピソードをしっかりと完結しておいて欲しかったなと。

原作もおすすめ!

亀梨くんが出るということでこのドラマを見始めたという人も多いと思いますが、ぜひ原作も読んでみてください。(ドラマとは違い青が中心のお話ばかりではないですが)
なんだか腑に落ちない感じだったあのエピソードもこのエピソードも、原作だとちゃんと解決してくれてます。

原作は春にまた新刊が出るので、それまでの間に1作目から順に読んでいくと丁度良いですよ。
ドラマ版を気に入った人は、原作も気に入ること間違い無しです。


(「フロム・ミー・トゥー・ユー」はまだ文庫化されていないのでkindle版へのリンクです。)

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