新曲4曲 + 再録2曲だけど雰囲気はあの頃
先日の「TOUR 2016 -SHOT THE VANITY-」札幌公演で一気に購入したCDの感想を書きます。
まずは復活第一弾の「4 FRENEMIES」から。
1.「FOR FRENEMIES」
1曲目からいきなり表題曲。
作曲はRALFです。
イントロからこれから始まるOriginal JUSTY-NASTYへの期待が高まります。
歌メロもポップでキャッチーで覚えやすいです。
サビの最後「もう君に明日はない〜♪」というのがとても印象に残ります。
2.「Cry For Me, Cry For You」
LEZYNA作曲。
初期JUSTY-NASTYを彷彿とさせるロックンロールナンバーです。
かつてバッドボーイズ系と呼ばれていた頃が思い起こされますね。
昔のZIGGYがやっててもおかしくない感じ。
3.「Once A Rocker」
SHOWY作曲。
これまた初期JUSTY-NASTYを彷彿とさせますが、「Cry For Me, Cry For You」より疾走感がありパンキッシュです。
歪み気味のベースがカッコイイ!
4.「Don’t Say Goodbye」
ROD作曲。
哀愁漂う感じのメロディアスな楽曲です。
ミドルテンポな感じかと思いきやそうでもない。
でも泣けてくる感じの曲です。
5.「Jellyroll – Reprise -」
ナイトギャラリーのオムニバスに収録されていた楽曲の再録です。
(2002年に再発された「PLEASURE OF THE SLUTS」にもボーナストラックとして収録されてましたね。)
ノリの良いロックンロールナンバー。
わたしはオリジナルを聴いたことがないので比べることはできないのですが、歌詞が時代を感じますね。
(今日日「ロンドンかぶれのJellyroll〜♪」なんて歌う人いないよね。)
6.「TOO BAD -Reprise -」
インディーズ時代にレコードでリリース、デビュー後にもリミックスしてリリースされた楽曲です。
「TOO BAD〜♪」というフレーズがライブで盛り上がるロックナンバーです。
表題曲の「FOR FRENEMIES」以外は、全体的にインディーズ時代のJUSTY-NASTYを狙った作風と感じました。
「Jellyroll -Reprise-」と「TOO BAD -Reprise-」は再録曲なので当然ですが、新曲も昔の雰囲気を狙って作ったんだろうなと。
特にギターが全体的にあの頃のロックンロールって感じです。
LEZYNAは当初1回限りの復活ライブとこのCDで終わるつもりでいたそうなので、オリジナルメンバーでの復活記念的な意味合いでこういう雰囲気の作品になったのかな。
(LEZYNA在籍時と辻剛にチェンジしてからの作風はかなり違いますからね。)
2016年3月現在、この作品はライブ会場とBEATNIKS RECORDSのオンラインストアでしか購入できません。
この販路の狭さによって新曲がファンの間にも浸透していないという面は否めませんね。
でもインディーズ時代(LEZYNA時代)のJUSTY-NASTYを現在に甦らせた名盤なので、ライブに行く予定のない人は是非ともオンラインストアで購入して聴いて欲しい。
ただし、カード決済に対応していないストアなので購入するのが面倒に感じられます。
(カード決済に対応していたら、わたしもライブ行く前に購入していたと思うな。)
表題曲「FOR FRENEMIES」のトレイラー。短い…。