「みんなの想いが、みんなの街を変えていく」
先日、「小樽港湾振興プロジェクト2015 シンポジウム」に夫婦で行ってきました。
(仕事で行けない予定だったんだけど、どうしても行きたくて無理矢理行った。)
シンポジウムテーマは「運河を越えて 港を巷に」。
これは小樽に賑わいを取り戻すために小樽の原点である港にスポットを当てていこう!ということだとわたしは解釈しました。
(そして運河保存運動の続きであると…)
シンポジウムでは、パネリストの方々から小樽の良いところや悪いところがしっかりと語られていて、自分が漠然と思っていたことがはっきりと浮かび上がってきたような気がしました。
特に市民と観光客の交流が少ないという点には同意です。
もっと市民が主体性を持って取り組んでいかないといけないですね。
市民が楽しく暮らしている街に観光客が覗きに来るというのがわたしの理想かな。
全国の他の港町の例を見ていて、単純に「凄いなあ行ってみたいなあ」という思いもありつつ「小樽もまだまだ港を活用してやっていけるじゃないか!」という思いも。
(ただ小樽ではどういうことがどこまで実現できるのかが自分にはわかりませんでしたが。)
残念だった点は、来場者に若い世代がほとんど見られなかった点でしょうか。
わたしもおじさんなわけですけど、それでもわたしと同じくらいとか年下の人はあまり会場にいなかったと思います。
小樽の未来に関わることは、若い世代が積極的にならなければいけない問題です。
ただ、これに関してはシンポジウム自体の告知不足が大きいでしょうね。
もっと広く告知しないといけないかなと。
あとは雰囲気的なものも…。
もっと、そこら辺を歩いている普通の人がふらっと気軽に行けるような雰囲気のものじゃないと、なかなか行きにくいと思います。
実際にわたしも場違いなところに自分はいるのではないかとびくびくしていましたし。
「港を巷に -for our Future-」という若い世代にも広くアピールできる素敵な映像作品があるのだし、もっともっと若者を呼び込むことはできるはずです。
これから始まる社会実験コンテナカフェのプロジェクトも、港湾振興プロジェクトの大きな第一歩であり、若者を惹きつける強力なコンテンツです。
次回のシンポジウムにはもっと若者の姿が見えることを期待しています。
(色々あって次回のシンポジウムにはおじさん仕事辞めてないと行けそうにないな…)
ちなみにこの「港を巷に -for our Future-」のDVDが、シンポジウム終了後に無料配布されました。
これはとても嬉しいお土産!