「我が妻との闘争」Forever(長文)

呉エイジさんにはまだまだ疲れてもらいたい

泣く子をぶっ叩いて無理矢理黙らせるような勢いではなく、ゆるりとした勢いで「Mac People」に連載されていた呉エイジさんの「我が妻との闘争」(以下ワガツマ)が2014年9月号をもって連載終了してしまいました。

12年半も続いた長寿連載でしたが、誌面リニューアルに伴う連載終了とのことで、他の連載ページも終了するのが多いようです。

わたしと「ワガツマ」との出会いは、呉さんのサイトを何かの偶然で知ってウェブ版を読み始めたことがきっかけです。
「ワガツマ」はもちろんのこと「雑文の匣」の「私を笑わせた駐車場の車(街の風景)」にはもの凄い笑わせてもらいましたし(X JAPAN大好きhide大好き!)、「伝説の音楽 ~ジャイアンシンドローム~」を読んだときは、当時持っていたNOKIAのスマホ(今のスマホみたいなもんじゃねえぞ)に音を取り込んで着信音にしたりもしました。

あの頃はIT系の仕事をしていて、よく同僚のdskさんと仕事をサボって呉さんのサイトを読んではあれが面白いこれが面白いと語り、昼休みにはB○○K ○FFで単行本の「ワガツマ」を見つけて購入して貸し借りしたりしていました。(dskさん元気かな)

当時は羽振りが良かったので、「Mac Fan」と「Mac People」を両方買ったりしていたのですが、段々羽振りも悪くなりどちらかにする時には「ワガツマ」が載っているという理由で「Mac People」を選択したりもしました。

金平守人さんの存在を知ったのも呉さんのサイトがきっかけでしたし、漫画版の「ワガツマ」も単行本を買いました。

しかし、仕事が無くなって家族連れて田舎の実家に居候するようになって雑誌も買わなくなり、いつしか「Mac People」も立ち読みで済ますようになりました。
(「Mac People」電子版のアナウンスがされた当初は電子版で定期購読する気満々だったのに延期に次ぐ延期ですっかりさめた)

そして先日呉さんのツイートで連載終了を知り、「これは絶対に買わねば!」と思っていたのですが、
書店に行った時に買おう→書店に行く機会全然無し!→気が付いたら発売日から一週間過ぎてた…
という体たらく!(一応弁解しておくと北海道は発売が少し遅れるんですよ!)

本日呉さんのツイートを眺めてて「アッー!」と思って、ヨドバシドットコムで注文して即日配達してもらった次第です。

内容は読んでのお楽しみということで詳しくは触れません。
しかし、うるっとはきたものの淋しい!
わたしは、「ワガツマ」は「サザエさん」みたいな、終わりの無い一家の日常のようだと思いながら読んでいたので、終わりが想像できなかったのです。(終わらないはずはないんですけどね)

連載は終了するけど、呉さんの生活は当然続いていくわけですから、最初の頃のようにウェブに場を移すとか、何らかの形でまた呉ファミリーの様子は綴って欲しい。
淋しくて「今までお疲れさまでした!」とは言いたくないので、呉さん!これからも疲れてください!

ここからは「Mac People」への意見

今回の「iOSアプリ開発者向けの雑誌に移行するためのリニューアル」というのは、なんだか既に失敗が見えているような気がします。
「iOSアプリ開発者」のような情報感度の高い人たちは、常にウェブで最新の情報をキャッチすると思うので、わざわざ雑誌で買わないと思うんですよね。
それにそういう役割の雑誌は「日経ソフトウェア」みたいなのが既にありますよね。
(ターゲットはiOSアプリ開発者だけじゃないけど)

どうせなら昔の「ログイン」みたいな凄いふざけた方向に振って差別化を図れば良いと思うし、そこでこそ呉さんが「ワガツマ」以外で持っている要素も発揮できると思うんだよなあ。

呉さんの連載終了に伴い今後わたしは「Mac People」を買うことはないと思います。
そう、呉さんの連載が復活するまではね…
(今までも相当期間買わなくなってただろというツッコミは無しだ!)


最終回は単行本にはならないそうなのでこれは絶対買いだぞ!

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