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小樽堺町ゆかた風鈴まつりへ行って来た!

先週末、小樽堺町ゆかた風鈴まつりへ行ってきました。
とは言っても雨が降ったり止んだりのあいにくの天気だったのと、子どもの宿題がなかなか終わらなかったということもありあまりゆっくり見られず…。
しかし、今回の私のお目当てはメルヘン交差点で行なわれるライブでして、それがしっかり見られたのでまあ良いかと。

お目当てのアーティストは雷神古俣さん率いるゴリラハンマー!
古俣さんは超絶テクの持ち主であられるギタリストで、昔は光栄堂楽器店のギター教室の講師もされておりました。
古俣さんのライブを見るのは高校生の時以来なので、15年振りくらいかな…。
相変わらずの魂こもったプレイで素敵でした。
歯で弾いたり、ギターを背中にまわして弾いたりと昔のギターヒーローを彷彿とさせる姿に感動。
欲を言うと野外でのライブだったせいかベースの音がはっきり聴こえなかったので、もう少しベースが聴こえれば良かったなと。
スラップとかテクニカルなプレイしてたのに残念。

ちょっと自分語りになりますが、中学から高校の途中まで一緒にバンドをやってたMくんが前述のギター教室に通っていた関係で、私がボーカルでMくんがリードギター、古俣さんがバッキング、リズム隊が後にメジャーにいった某バンドの方々という豪華メンツで中2の時にライブをさせてもらったことがあるのです。(曲はラルクの「Cureless」)
そこから正式にメンバーを捜して中3から本格的にライブ活動をスタートして僕のバンド活動が始まっていったんですねー。
禿げた貧困層のおじさんにはなりましたが心はあの頃のままで、またステージに立ちたいなあなんて思ってしまいましたよ。(中2病)

ライブのことばかり書いてしまいましたが、もちろん他にも見どころのあるイベントで、私としては堺町通りが歩行者天国になっているのが一番のポイントかなあと思いました。(普段から歩行者天国にしてあっても良いんじゃないかと思う。)
今回はあいにくの空模様でしたが、天気さえ良ければぶらぶらと歩きながら飲んだり食べたりしたら最高に気持ちいいですよ。
子どもが遊べるエリアもありますので、お子様連れでも大丈夫だし。
浴衣コンテストみたいなこともやってるので、いつか娘を出場させたいとか思いつつ。

来年は天候に恵まれると良いな。

小樽堺町ゆかた風鈴まつり

小樽堺町ゆかた風鈴まつり

D’ERLANGER TOUR 2013 #Sixx at 札幌 補足篇

昨日ライブの余韻に酔いしれつつ勢いで書き殴ったものに、箇条書きで思った事、感じた事を補足的に書いていきます。
一部昨日書いた事と重複がありますが、大事なので二度書きました!ってことで…。

  • D’ERLANGERを生で見るのは初めてなのでわからないけれど、CIPHER年齢のせいか少し太った?
  • 同じくCIPHERは少し顎髭を生やしていらっしゃってこれまた年齢のせいか白いものがポヤポヤと…
  • CIPHERの使用ギターはラメのREがメインで、曲によって指版がメイプルのTE、ダイヤモンドパイソンのM-85C(M-CUSTOM?)も登場!
  • ステージの都合なのかTETSUの姿が低い位置にありあまり見えず…。少し見えた感じだと、なぜかヤガミトールと同じものを感じた。なんでだろ?
  • SEELAは復活してから見た目に全然変化がない感じで安定
  • SEELAソロの「SEELA!SEELA!」ってコール楽しい!
  • お客さんの大半は野郎だアッー!それにより飛び交うメンバーコールの中心も野郎だアッー!こんなに野郎ばっかりのライブ見た事無い!
  • CIPHERファン(というか信者だよね)は何かしらCIPHERの特徴を捉えたかっこをしているのでわかりやすい。(紫とか蛇柄とか)
  • CIPHERのアンプ(マーシャル)は蛇革仕様!マジでカッコ良かったのでおじさんも家のアンプを蛇革にしたくなった。
  • ペットボトルを腰から下げられるホルダーを持っているお姉さんを見て自分も次から装備して行こうと思った。これだけでだいぶ快適にライブを楽しめそうです。
  • CIPHERはあまりピックを投げない。ピックホルダーには最後までピックがたくさんぶら下がっていたよ。
  • ファンクラブ会員の方はポストカードみたいなでっかいチケットで羨ましい!整列の際1番から3番の人は別に呼ばれてたと思うんだけど何か特典あったのかな?
  • アンケート用紙とかの配布はなかった!ボールペン用意しておいたのにな。ネット上でアンケート送れるようなのでもあれば良いのになあ。
  • ファンクラブの入会申込書とかも配布すればもっと加入する人いるんじゃないかと思った。あと、BUCK-TICKみたいにカード決済とかコンビニ決済とかに対応するともっと入りやすいと思う。ネット申込可能でカード決済可能ならおじさんも入っちゃうよ。
  • アンコール曲が終わったらみんな結構ササッと捌けちゃったけど、「諦めるの早っ!」と思った。前にNoGoD見に行った時は、客電点いて幕が閉じてからまさかのダブルアンコールがあったので、みんな諦めなければD’ERLANGERなら応えてくれるかも…。(ただ昨日はスタッフが退場促してたからしょうがないか)
  • おじさんは外出たらすぐに帰ったんだけど、結構出待ちしてる野郎が多かった!
  • 会場外にあるロッカースペースで生着替えをしているお兄さんに遭遇!楽しかったですよ。
  • 物販には前ツアーやラッキーバッグの残り物もちらほら…来年はラッキーバッグ買ってみるかな。
  • 動員は恐らく150から200の間くらい。平日且つライジングサンと被っている中でのこの動員はかなり健闘したのでは?もう少し大きい会場でも大丈夫そうな気がする。
  • お客さんのノリは結構激しいのかと思いきやそうでもない。NoGoDのライブなんかだとみんなもっともっと激しい。でも密集度はD’ERLANGERのほうが高かったのでこれくらいのほうが怪我も無くみんな快適に楽しめて良いと思います。

というわけで思った事をツラツラと書き連ねてみました。
CIPHERのことばっかり書いてるような気がしますが、CIPHERファンなのでご容赦を…。
なんか思い出したらまた書きます。

2013年8月18日追記
そういえば、会場で「#Sixx」を買うと付いてくるメンバー全員の直筆サイン入りスリーヴケースですが、「SAPPORO CLUB GARDEN」と誤植が!!正しくは「SAPPORO CUBE GARDEN」ですね。

生でイっとけ!D’ERLANGER TOUR 2013 #Sixx at 札幌

待ちに待っていたD’ERLANGERの札幌ライブにおじさんが嫁ちゃんと一緒に行って来ました!

会場はみんな大好き大泉洋さんの所属しているクリエイティブオフィスキューが作った札幌CUBE GARDEN。
おじさんが若い頃にはなかった会場なので今回行くのが初めてです。
「どんな場所にあるのかな?」と思っていたら、何のことは無いサッポロファクトリーのホテルクラビーのすぐ向かいでした。
従って車でやって来てサッポロファクトリーの駐車場に停めるととっても便利です。

サッポロファクトリーの駐車場はタイムズが管理しているので、無料で入れるタイムズ会員だと割引があります。
知っている限り、第三駐車場と第四駐車場であれば何時間停めても会員料金一日600円です。(非会員でも800円)
お友達とライブに行くなら車で来たほうがお得な気分。
(しかも今回はファクトリーで2000円以上買い物していたせいか3時間以上停めていたのになぜか駐車料金無料でした。なんで?)
KRAPS HALLもタイムズ駐車場の中にあるし、車で札幌のライブに行く人はタイムズの会員になっておいたほうが絶対良いよ!

タイムズの宣伝臭くなったところで話をD’ERLANGERのライブレポ的な流れに戻します。

開場の1時間半くらい前に駐車場に停めたので、サッポロファクトリーで軽食と買い物をしつつ開場前の物販へ。
この時点で周辺を明らかにD’ERLANGERファンの方々がうろうろしておられたので、どの位人が入るのか気になりだす。
というのも小樽ではライジングサンロックフェスティバルが開催されているので、そっちにだいぶ人が流れたんだろうなあと心配だったのです。
心配しつつ物販でサイン入りのCD(通常盤)と嫁がツアーTシャツ、おじさんがラッキーTシャツ(昨年のラッキーバッグの残り?)を購入し、また駐車場へ戻る。
荷物を極力減らすために車に置けるものは置いてくるのだ!

車に戻る途中、ヘビ柄財布に紫のTシャツという明らかにCIPHERファンの男性を見掛けて微笑ましくなる。
そう、おじさんもヘビ柄スニーカーにヘビ柄財布にヘビ柄ベルトなのである!
さらに駐車場で「あれ?今のはKyoかな?」と思わず見間違えるほどの金髪兄さんを見掛けてテンションアップ。
さらにさらに手にCIPHERと同じようにヘビ柄のタトゥーを入れている方を見掛けてさらにボルテージアップ!みんな熱いね!
この時点でも男性ファン多いなあと思っていたのですが、この後さらにすごい光景を目にする事になる。

車で休憩を終えてまた会場に戻ると間もなく入場の整列が始まった。大体自分の前(63番)近くまではファンクラブの方のようで、自分の前はさっきのKyo!
っていうか、並んでいる半分くらいが男性!野郎!
「あ、自分はDIE IN CRIESのヤローの夜に来たんだっけ?」と錯覚するくらいの野郎に次ぐ野郎でした。

会場に入って、大体10分押しくらいでライブがスタート。
フラッシュライトの眩しい光の中、響き渡るのは女性の「CIPHER!KYO!TETSU!SEELA!」の声ではなく、野郎の「CIPHERアッー!!!!」の絶叫!
こういうのって、大半の女性の声に混じって時折野郎の声が聞こえるくらいのものだと思っていたけど、D’ERLANGERのライブはほとんどが野郎の雄叫びでした。
KYOがMCで「札幌ってこんなに野蛮だったっけ?」と言うくらいに野郎の叫びが強く圧倒的…
ちなみにおじさんも負けじとメンバーコールしましたよ。
お客さんの密集度は高くCIPHER側はかなりの野郎でした。
客入りとしては150から200の間くらいだったのかな?
会場自体が小さいので、これだけ入っていればもう一段階上のハコでも良いんじゃないかな?って感じ。

バンドのほうも野郎の客に負けず劣らずのクールでいて激しくカッコいい演奏を見せてくれて、CIPHERが懐かしのM-85Cダイヤモンドパイソンを持った時にはおじさんは大興奮。
「ああ、ロック式トレモロを捨てたわけじゃなかったんだな」と…。

セットリストの詳細とかは書きませんけど、ネットに転がってる情報通りって感じでした。
アルバムの出来もライブもなんか異様に悪い評判を見掛けたけど、全然そんな事なくてとても良かった。
「INCARNATION OF EROTICISM」のアレンジバージョンも良かったし。
これだけの内容のライブで満足できなかったら何で満足するのかしら?って感じ。
ライブの時間も大体1時間半ちょっとって感じだけど、BUCK-TICKも昔からそんな感じだったし丁度良い時間だとおじさんは思うけどな。
今回のツアー来なかった人はすごく勿体ないんじゃないかなあ。

ライブ終了後に再び物販で不織布バッグを買ったんだけど、「さっきCD買った時にポストカードくれなかった!」って事に気付いて言ったら覚えてくれていたようですぐにポストカードくれました。
スタッフのお姉さんありがとう!

お客さんのノリは思ったよりも激しくなく、初めて行く我々のような夫婦でもすぐに場に馴染めたので来やすいライブだと思う。
潜在的なファンをもっともっとライブに呼び込めたら良いんじゃないかな。
D’ERLANGERのメンバーはこのくらいのキャパじゃきっと満足していないはず!
おじさんはこれからも応援しています!

D'ERLANGER #Sixx

D’ERLANGER #Sixx

ヤンキー兄ちゃんの衝動…SHADooW「Epicureanism」

今日はSHADooWの1st Mini Album「Epicureanism」について書いてみることとします。

なぜか知らないけれど、SHADooWと言えば「媚薬」、「媚薬」と言えばSHADooWっていうくらいSHADooWの音源レビューとかでは「媚薬」しか見掛けない。
確かに「媚薬」は名盤。
一曲目は歌詞のあまりのダサさに度肝を抜かれたけど、「M.I.D.A.R.A」は本当に名曲だ。
リリース元はD≒SIRE好きにはおなじみのシャリラレコードだし。

しかしこの一枚目「Epicureanism」はSTEPS RECORDSというちょっと僕は聞いたことの無いレーベルからのリリース。
ジャケ裏の写真も「媚薬」の頃とは様子が違っていて、HIROさん以外全員髪の毛逆立て系。

こういうルックス嫌いじゃないし、90年にCDを出せるくらいだから曲だって良いに違いないと期待に胸を膨らませて再生…
「うわぁ…歌下手糞!」
何と言うか、BUCK-TICKやBOφWYに憧れた田舎のヤンキー兄ちゃんがバンドを組んで、髪を逆立ててカッコ付けて勢いだけで歌っているって感じ。
突っ込み気味の演奏はまあこんなもんかって感じなんですけどね。

そしてよく考えたら昔、ロッキンfから出てた「ZETA」でこの頃のSHADooWの映像見たことあった!
この「Epicureanism」の2曲目「Vanity Love,Vanity Rose」をやっていたんだけど、僕の再生環境が悪かったせいか(aiwaのテレビ)、「Vanity Love! Vanity Rose!」って歌ってるのに「パンチラ!パンチラ!」って歌ってるようにしか聴こえなかった…。
いや、まだ元AIONの人がボーカルでHEATHがベースの頃のmedia youth目当てで買ったビデオだったのですっかり忘れていました。

話を「Epicureanism」に戻しますが、感想としては全体的にたるい曲にあからさまにカッコ付けてる歌に支配されていて「あれ?」って感じの作品です。
よく当時CDでリリースしたなあ。
デモテープで良かったのではなかろうか?
これが「媚薬」のような作品を作るバンドに化けるなんて誰が予想しただろうか?
あまりレビューが書かれないのには理由があったんですね。

でもロックは衝動が大事って言うし、ヤンキー兄ちゃんが初期衝動で作り上げた青春の一ページみたいに捉えると良いんじゃないでしょうか。
「父さんも昔はワルかったんだぞー。」みたいに後々語れるような感じで。
どんなバンドにも下手な時代はあるのです。

SHADooW「Epicureanism」

SHADooW「Epicureanism」

  1. SHADooW
  2. Vanity Love,Vanity Rose
  3. Epicureanism
  4. Rise up, Heaven
  5. Mirage

次の作品「媚薬」はレベルアップしていてほんとに良い作品ですよ。